本日6月1日で遂にマリリン・モンローも生誕90年目に突入です。
おめでとうございます！ププッピドゥ！
彼女の美しさは未来永劫。
決して色褪せることがありません。
そして本作ほど女のエゴを軽快に賛歌し、女の魅力で男の異論をねじ伏せてくれる能天気ミュージカルはないのでは？
しかもマリリンが演じるからこそまったく嫌みがなく、とても愛らしい作品に仕上がるのだと思います。
彼女の魅力はあのゴージャスな容姿はもちろんのこと、甘ったるい口調と口元のユルさも大いに魅惑的。
「Diamonds are a girl's best friend」のシーンは映画史に燦然と輝くマスターピースです。
自分も「No!」って言われながらマリリンに扇子で叩かれたい。
どうしてもマリリンの存在感には負けてしまうけど、一応W主演のジェーン・ラッセルもこれまた素晴らしい。
特に「Ain't there anyone to love here?」の演出力・構成力共々、超一流のエンターテイメントに仕上がっています。
法廷のダンスとかもうバカ過ぎてて最高だし。
彼女がマリリンの替え玉として模写する演技も大変お見事で、芸当の高さを魅せつけてくれます。
笑いどころはしっかり笑わせてくれるし、ハチャメチャだけどまったく違和感なくハッピーエンドに持ってくる辺りも引っくるめて一級品の傑作コメディ・ミュージカル。
