地球外生命体

ひとくず 新ディレクターズカットの地球外生命体のレビュー・感想・評価

3.4
パワハラで告発されたりもしている「劇団テンアンツ」を主宰する俳優の上西雄大が監督、脚本、主演などを務め、児童虐待や育児放棄をテーマに描いたヒューマンドラマ。

母親の恋人から虐待を受け、母親からは育児放棄されている少女・鞠。ガスも電気も止められた家に置き去りにされた彼女のもとに、ある日、さまざまな犯罪を繰り返してきた男・金田が空き巣に入る。幼いころに自身も虐待を受けていた金田は、鞠の姿にかつての自分を重ね、自分なりの方法で彼女を助けようと、鞠を虐待していた母親の恋人を殺してしまう。一方、鞠の母親である凜も、実は幼いころに虐待を受けて育ち、そのせいで子どもとの接し方がわからずにいた。金田と凜と鞠の3人は、不器用ながらも共に暮らし始め、やがて本物の家族のようになっていくが……。

★2019年ニース国際映画祭
主演男優賞受賞(上西雄大)
助演女優賞(古川藍)
★2019年熱海国際映画祭 
監督賞
俳優賞(小南希良梨)
★2019年マドリード国際映画祭
助演女優賞(古川藍 徳竹未夏)
★2019年賢島映画祭 
主演女優賞(小南希良梨)
特別賞
★2019年ミラノ国際映画祭
主演男優賞(上西雄大)
グランプリ
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