イベリー子豚

極限境界線 救出までの18日間のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

3.8
「とにかく【ヒョンビン】がずっとカッケぇ
リアリティ:アクション:エンタメ=3:4:3の
【ご時世】映画」






これは対【ハマス】として想定すると
ちょっとエンタメしすぎてリアリティが薄いかも。


【ハマス】は戦闘や思想教育だけじゃなく
貧民救済や医療援助的なボランティアの一面も
あるから
本作のテロリストみたく「絶対悪」では
描写出来ませんもんね。


政府や諸外国の対応も
経由する関係部署が少なくて、
ちょっと雑……シンプルすぎな気がします。


今回は『人質』を救出する側の
【ファン・ジョンミョン】も、負け顔を
よっぽど観客に見せつけたいのか
ことあるごとに
イキって恥を晒してばかり。

現在の内閣を暗喩してんのかしらって。


ともかく言えるのは
激戦区の第一線に
「物理的な人道支援」以外で近づくな、ってこと。

「精神の救済」は平和になってから、ですね。


《私たちは……ただの観光客です!》
《……アフガニスタンに観光地はない》