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犬、回転して、逃げるの磨のレビュー・感想・評価

犬、回転して、逃げる(2023年製作の映画)
3.4
泥棒という裏の顔を持つ青年と、この世の終わりを願う婦人警官。二人の周囲でおこる騒動を描いたサスペンスコメディ。

ワケワカメなタイトルは“犬視点(?)”での物語だから…。まぁ「家政婦は見た!」的な感覚(笑)
とにかく独特でシュールすぎる世界観。特に序盤はけっこう面白い。映画の内容であまり笑う事はないと思っているけど、本作には「ふふっ」となんども声が漏れた。

ただし、犬、回転して、逃げ…てからの展開がなんとも冗長。82分と決して長くない作品なのだけど、やたらと長く感じてしまった。
そもそもが好き嫌い分かれそうだけど、個人的には好きな雰囲気。それにキャストも掴みもOKだっただけに、ちょっとだけ残念感…かな?


というか、上映前にフィルマチェックしながら開場待ってたら、周りに若い女子たちが続々と…もしやと思ってたら、案の定この作品でした。主演の長妻玲央くん目当てかな?
大きい部屋で観た『なのに、千輝くん…』はなんも気にならんかったけど、45席しかない今作の鑑賞した部屋に女子ばかりだとさすがに気になっちゃうわ(笑)
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