Tomo

インフィニティ・プールのTomoのネタバレレビュー・内容・結末

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

🇺🇸score4.0はミアに捧げる🇺🇸


バカンスにやって来た小説家ジェームズ
を中心に巻き起こる奇才B・クローネン
バーグのボディホラー。

殺人を犯せば死刑となる国。
しかし観光客は金を払えば自分のクローン
を身代わりにできる。
それを利用して、金持ちたちはクローンを
使って享楽にふけっていく…..

このストーリー、脳を刺激する以上に脳が
麻痺するところまで求めてるけど、
正直、最後に辿り着く前に飽きちゃった笑
過激なんだけど、サイケの表現のせいなの
かな?
ノエの「CLIMAX」「Enter the void」とかと
比べると、トランス状態にいきつくまでの
過程が雑に感じるかも。
とはいえ、ビジュアルも暴力描写もかなり
好き。

作品は確実にミアありき。
サディスティックな内面を爆発させていく
破壊力の凄まじさ、やはりQueen。

ジェームズのハメられっぷりも🦑してる。
クローンが記憶をもつことで、本当の自分
はどれ?完全なidentityの喪失。
果たしてどのジェームズが本物で、ラスト
のジェームズは本物かクローンか?
そんな考察は不毛なんだろうけど、本物は
最初563れてる気が。

自分の意思に関係なく狂気の世界に引き摺
り込まれたら、行き着くところのない狂気
の世界から戻ってくることはできない…..
無限に広がる海に続いているinfinity pool
のようにウマイ
Tomo

Tomo