new

キングダム 運命の炎のnewのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.7
春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信は秦の若き国王・えい政と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。えい政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命。王騎から戦いへの覚悟を問われたえい政は、かつての恩人・紫夏との記憶を語る。100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……。

人気漫画「キングダム」実写化作品。第三弾。
政の過去に焦点を当てつつ、百人将となった信の新たなる戦を描く本作。
相変わらずの原作の壮大な物語を忠実に再現しており、文句無しのクオリティ。大河ドラマとアクション映画が混じり合ったようか感覚は正に原作の「キングダム」そのもの。
一方で前作・前々作に比べると少しマンネリ化とテンポの遅さが気になる。原作もそうだが基本的には戦がメインになるので、どうしても画面のレパートリーが少なくなってしまうのは致し方無しではあるが、戦のスケールが上がっているのに、中途半端な終わり方のせいで不完全燃焼感が凄い。
あくまで繋ぎの章だと考えて、次作に期待。
new

new