漫画、アニメの実写というものが、まるでわかっていない。ルパン三世やヤマトと同じ事故が発生している。
Netflixの力を借りてもこれが限界。
ジャッキー・チェンのシティハンターよりは面白いが、フランス版のシティハンターより面白くない本作。
ファンが作ったフランス版では、突き抜けたパワーを感じましたが、日本版は必死に作っている痛さを感じてしまう。
アニメで散々観てきたエンジェルダストと槇村の死のエピソードを選択するのがそもそもの間違い。
鈴木亮平さんは良かったのですが、ちょっとシリアスなシーンが多すぎ。
ギャグをやるなら徹底的にやって欲しい。
日本人の配役だから
新宿で撮影したから
赤いミニクーパーを使ったから、
いいよね?と聞こえてくる。
その反面、青いジャケットの未使用や新宿らしからぬビル要塞は許してくれという。
3枚目の面構えだったフランス版。しかし、劇中に段々とカッコよく見えてくる。
感情移入とはそういうものである。
次回作は海坊主やキャッツ・アイが登場か?
Get wildの音楽が入るタイミングはあきらかに間違っているし、エンディングが部屋の中では、劇映画のラストとしてはもったいないよね。