面白かったです。酷評というわりには。
そして同時に酷評の点も納得できる。
ダコタ・ジョンソンの【キャシー】はじめ、スパイダーウーマンの3人娘もコッテコテのアメコミ衣装の感じも含めてビジュアルはとても素晴らしかった!
【エゼキエル】の“悪スパイダーマン”のビジュもまぁ良し!スパイダーマンて悪者として描くとヤバそうだなとも感じたし。
単純に脚本と演出が良くないと言う感じ。
舞台は2003年で、映画自体の作りもあえて2003年ぐらいの作りを出してたみたいだけど伝わらず、それが仇となりシンプルに雑さが目立った感じになった。
キャシー自体の能力も“スパイダーセンス”のみが極められただけの一般人。(『ワンピース』でいう“見聞色”を極めて少し先の未来が見えるの究極版みたいなやつ。笑)
エフェクトも“ドクター・ストレンジ”味があってここも個人的に楽しめましたね!
個人的にはこういう構図《一般人vs化け物》みたいなのは好きなのでシンプル楽しかったです。
ただ【エゼキエル】のやり方が一辺倒だったりキャラとしての掘り下げが全然なく、強さ恐ろしさみたいなのが感じられず説得力もなく小物感のまま終わった印象。
ほんとに…ほんとに脚本と演出が雑という点が強いかなと思いました。キャラは良いだけに勿体無い。『ヴェノム 』『モービウス』と同じ世界線なら後に歳とった【キャシー】が登場してくれるワクワク感もあるが…
この作品自体で、ここから繋がる何かを感じさせる作りをもっと出せば(それこそゲストキャラとか)もっと評価は変わった気もする。
また日本の宣伝もほんと良くない。
皆んな言ってるが、ミステリーサスペンスじゃない。笑
客寄せのための過大宣伝で、それが仇となってる。色々と思惑が裏目に出まくって負の連鎖が重なった映画。
とはいえ、個人的には嫌いじゃない。
P.S.
個人的に…
マティ=やんちゃ(スケボー)=アンドリューピーター
アーニャ=勉強家=トムホピーター
ジュリア=オタクっぽい(メガネ)=トビーピーター
…を勝手に連想してた。性格とか違うし関連はまったくないけどアイテムがなんとなく。笑