※少し内容に触れます。ちとネタバレ
あと厳しめ、この映画好きな人ごめんなさい。
個人的にはハマれなかった本作。
マーベル初の本格ミステリースリラーって触れ込みだったと思いますが、全然違います。
ヒーロー映画としても、後述しますが問題があります。
はじめに雑な過去含め能力獲得までの流れと、ヴィランの目的が分かります(この時点でもうミステリーではないことが発覚)。
なんだかんだで未来予知の能力得た主人公。
ひょんなことからイモ欽トリオ(古い💦)がヴィランに殺される予知を観て、彼女たちを助けて共にヴィランから逃げることになります。
ヒーロー映画とは今でこそ一般的になってはいるけど、そもそもニッチな存在でした。全身タイツのようなスーツを着て、悪と戦うという真面目に考えるとバカバカしくも見えちゃうものです。キャラクターものですのでそれでも必要なんです。
主人公は予知能力だけを持っている状態で、トリオは皆まだ力を得てないのでほとんど逃げるだけ(3人もいるのにねえ)。
予知能力と機転を利かせて立ち向かうことになります。
つまりスーツを着るのが敵だけであり、主人公含め4人は着ません。未来のビジョンでは着てますが。
言わば変身しない仮面ライダーを観ているようなものなのです。これではヒーロー映画としても微妙です。
単体作としては微妙でも、せめてユニバースとしては？というと、雑にベンおじとピーター母と絡むぐらいです。残念！
あと、グイングインするカメラワークが嫌でした。
これ人気なくても絶対続編やらなきゃ駄目だよ。じゃないと彼女たちがヒーローになれないままです。
このままじゃ何のためにやったんだか分からなくなる。
役者は良かったし、魅力的なヒーローにできるはずです！
