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658km、陽子の旅のこどものレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
2.6
不快系主人公のロードムービーって観るの辛すぎる。
一生つまらないし、一生テンポが悪い。
何を伝えたいのかも全然分からない。
どうしてこんなにキツいんだろう。ひとつに主人公の年齢設定を間違えたのはあると思う。40代に設定したのは「間に合わなかった人間」というキャラクターを強調するためなのはよく分かる。その上で尚キツい。
もう少し若い設定だったらまだ観られたかもだけど、アラフォーでこのコミュ障加減は、旅の途中でいくら彼女が成長しようと痛々しさが勝つのよ。最後の独白もキツく見えてしまったのは映画としては致命的。中学生が入学直後の自己紹介で「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」と涼宮ハルヒの口上を息高々に披露してしまう痛さと近しいものを感じた。それのアラフォー版。嗚呼、解散。
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