ネオねお

658km、陽子の旅のネオねおのレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
4.3
泣けました。

孤独と敗北を描いた力強い物語。ーイザベル・コイシェ(コメント)

初めは、暗い話だなあ〜、見るんじゃなかったかもって思ってしまったけど、陽子さんのうまく言葉が出てこない感が既視感があった。l
高速道路のサービスエリアで置いてきぼりに遭ってしまったとき、え〜こんなのあり?って思ってしまったけど、たまたま携帯も壊れて、お金の持ち合わせもない状態でってそんなこと起こったらパニックになりそう。
そこから実家に辿り着くまでの1日半の短い期間の話を映画にしている。
暗ーいヒッチハイカー。乗せるの怖いな〜って思える。ましてや、お金貸してなんて言われたら、もっと無理。
重苦しい気分をどっぷりと味わいました。
最後にちょっとだけ光が見えました。
彼女はこの後も、重苦しい感じの人生は続いていくんだろうけど、外にでる力が最後はついたんだろうなと思えた。
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