コカイン・ベアの稀のレビュー・感想・評価

クマがコカインを食べて凶暴になった話。

クマの動きはリアルだったが、コカインである必然性がなかった。ラリって面白かったのは冒頭だけで、あとはずっと凶暴になっただけ。クマに襲われるシーンが意外と少なく、多すぎる登場人物たちの冗長で散漫な会話がダラダラと続く。予告ですべて出しきってしまっている。
売人、警官、一般人の三すくみもまったく活かされていない。子供がコカインを口にするシーンがあるのに全然ラリってなくて面白さから逃げてると思った。コカイン決めながらもっと勢いのある映画にしてほしかった。