ほんとタイトルでつくづく損してると思う作品でした。原作未読で初めは大人系かと思いましたけど騙されて観てみて欲しいです。今作はさくた自身と家族にフォーカスを当てつつ麻衣さんともあり２つの愛を感じることができました。特にさくたと母親の関係は観てるこっちも当たり前だと思っていた穴をついてきたいい話で、あの大人にならざる状況で誰よりも頑張り強いさくたが泣いたのが感動的で、多分頼れる強いお兄ちゃんでありたいがためにほんとは妹の前では泣いてる姿を見せたくなかったとか思うと余計涙腺にきた。でもお父さんがかえでの時にほっといたくせにいい式だったって泣いてるのはお母さんのことがあってしちょいとムカついた。それとなぜランドセルガールでなければならなかったのかわからなかった。それと普通の映画館でみたけどEDの不思議なカルテがめっちゃエコーみたいなのがかってて、耳に直接語りかけてくる感じが映画館でしか味わえない音響でこれ聴くために行くのもありでした。最後にパラレルの女の子やYouTubeの歌の子など何気ないワンシーンに伏線が散りばめられてて感激しました。次回の大学生編が楽しみで仕方ないです。
