芸術家として成功している彼氏への劣等感と嫉妬心が滲み出ているシグネ
常に自分への関心を向けてほしい
注目を浴びたい
承認欲求と自己顕示欲のかたまりのよう
犬に噛まれた女性を自分が助けたんだ、周りは何もしない、誰も助けない私がいなければ死んでいた！とどこでも言うし、2週間経っても同じことを言っている
わざと作り話をしたり、自分からトラブルに突っ込んでいく
それでも心は満たせず挙げ句の果てには皮膚病をおこすロシアの薬に手を出してしまう
正しく診断しようとする医者に抵抗
病院に行っても心配してくれず迎えにもきてくれない彼氏に腹を立てる
薬の量がだんだんと多くなり彼女の自傷行為はエスカレートしていく
容姿自体も爛れが広がり崩れていく
周りの人にどうしたのかと聞かれたら入院したって伝えてと彼氏に伝えるが誰にも聞かれない
皮膚病に苦しむ自分の姿が掲載されて喜んでいるが、大きなニュースにかき消された途端に怒りだす
自分よりも目立とうとするものを排除しエスカレートする姿はすごく恐ろしい
現実と妄想の境目がだんだんとわからなくなるような映像体験は薬の怖さを現しているようだった
