ディズニープラスで鑑賞。
火、水、空気、木のエレメントが集う街で種族の違うふたりが恋に落ちるお話。シンプルでなんとも分かりやすいストーリー。これで泣くことは無いやろと思ってたんだけど泣かされてしまった。やっぱりディズニーには勝てないよ……。
シンプルで王道なラブストーリーでもありながら、大好きな父親に報いるため自分を押し殺し父の大切な店と家宝である青い炎を守りたいと思う娘、エンバーの気持ちが揺れ動くさまに心が動かされてしまう。またこのエレメントがね、感情によって色や動きを変えて伝わってくるのがずるいんですよね。
エンバーが怒ると火は燃え上がり紫色に変わるし、ヴェイドといるときは中心の炎が輝きを増す。ヴェイドが「君の炎は綺麗だ」って言ってた通り、だんだん目が離せなくなるんですよね。火のゆらめき、水が泡立ち形を変える様子はCGだと分かってるんだけど思わずハッとしてしまう。
そんな表現に魅せられつつ、触れ合えば死ぬかもしれない、けど触れ合いたい、そんな葛藤をしながらじれったい距離をとるふたりが見ていてもどかしい。性格も性質も、家庭環境も真逆なふたりなんですよね。見方を変えれば、ヴェイドって多分嫌なやつに見えるかも。お金持ってて、呑気な坊ちゃん。かたやエンバーは裕福とは言えず、堅実に父の跡をついで家族にも同じ種族にも貢献しようとしてる。真逆だからこそ惹かれ合うんだろうな、ここは。違いがあれど惹かれるし、分かり合えるっていう、夢のある話なんですよね。
うわ～～～～～たまんね～～～～～！！！！！！！
ハッピーエンドが約束されてることは分かってるのにドキドキしながら見ちゃうんだよな～～～～！！！！ありがとうディズニー。いつでもディズニーに心を浄化されてる。
