怪物の沢田のレビュー・感想・評価

誰しもが怪物になり得る

感情がくちゃくちゃだ。


新人子役二人が輝いていた
安藤サクラの快演


カンヌでのクィア・パルム賞受賞について、是枝監督が批判的だったのは、なんとなくわかってしまう気がする。
"それ"がメインの話ではないし，彼らの葛藤の核ではあるものの、怪物という作品が伝えたいのはもっと他の部分にあるということではないか。

例えば、『燃ゆる女の肖像』よりも『CLOSE』に限りなく近い黒。という印象。

ただ、クィア・パルム賞を獲るに相応しい作品だとも感じるので、感じ方は人それぞれですね…。