マジで見るに堪えない
白人至上主義の女性達がギャーギャー喚きながら取り返しのつかない事をしてしまう全編ワンカットの悪夢。今まで観てきた映画の中でもトップクラスの胸糞度。「今の世の中は多様化ですよ〜」の考えに真正面から反抗する逆張り映画。本当に気分悪くなりました。誰得やねん、これ。頭痛くぐらい自称KKKがうるさすぎる。
ワンカットなのが尚更本作の気持ち悪さを強調しています。主人公達と同じくリアルタイムで物事が進むため、嫌なことが起きても目を背けることができない。リアルすぎる緊迫感は間違いなくあります。でも緊迫感より嫌悪感の方が強いから観る気にならない。これも全てワンカットのおかげ。
マイノリティに対する偏見やヘイトクライムの残酷さを今一度再確認することができた作品。メッセージ性は良いと思いますが、断言すると本作は嫌いです。最後まで観た自分に拍手したい。
でも実際こういう人達がいるのが1番のホラー。差別なんて言葉は一生消えない。
2024.4.6 初鑑賞