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ゴジラ-1.0のyukiyoのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


 ①予想以上に楽しめました。
 ②ヌルヌルテカテカした部分もあるけど、さすがにCG表現は秀逸でしっかりと「ゴジラ(怪獣)」映画になっていたとおもいます。
 初代の設定を巧く活かしてアレンジしているし、孤島の恐竜は平成シリーズのゴジラザウルスを連想させる。
 ③只、(自分の情緒が不完全な状態なのも大きいけれど)恐怖が感じられる場面がほぼ無く、ノンスリルな作品にみえた。
 ④作品への不満は特に見当たらず満足はしているのに何かが決定的に欠けている。そんな奇妙な感覚に捉われて感想がまったくまとまらなかったので、今回は箇条書きと云う形になりました。
 ⑤人間ドラマパートが稚拙でまるでダイジェストのようだとの意見には半分同意するけど、きっちりやられたらそれはそれでこの監督お得意のげんなりするほど感傷的なドラマを観せられる気もするので、これはコレで良い塩梅なのかも。
 ⑥誰の話にも耳を貸さない、女子供には目も合わさない人間の抜け殻みたいな神木くんが、終始興味深く映った。
 ⑦ドラクエの村人みたいに一方的に個人的な心情を語り物語の役割に居座る女性たち。タイマーが作動したかのように泣きじゃくる子供。
 ここまで割り切った演出をする監督は、逆に凄いとおもえた。
 ⑧それしかない! で強行される「沈めて浮かせて突貫作戦」には、そうなの??との疑問が消えなかったので、もう少し効果的な描写が欲しかったな。
 ⑨などと云っておりますが、続編が観たくなるぐらいは楽しめましたよ。
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