シングルマザーのサンドラ(レア・セドゥ)は旧友クレマン(メルヴィル・プポー)と再会し、妻子ある彼と恋に落ちる。一方で心身が病で衰えた父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)を施設に入れることになるが、やがて自分のことをも忘れていくその姿に打ちのめされる。
もの凄く素朴で素直で平凡な女性を演じたレア・セドゥが印象的だった。相変わらず露出が激しいけど。
父親の老いを肌で感じて落胆すると同時に、クレマンとの恋愛の悦びを止められない。娘との生活の様子とともにリアリティはあったけど、恋愛ドラマとしても、病と介護の話としても中途半端に感じてしまった。彼氏のクレマンに魅力ないし。
悲しみも喜びも続いていく。それが人生って、“懐かしのフランス映画” って感じのラストは好きだった。
そして、やっぱりフランス人って、年齢に関係なく恋愛が人生に欠かせないものになってるよなー。老いてもしっかり彼女を作ってたり。
フランスではサンタクロースは子供が起きてるうちに来るらしい!