”私は生きている”
ーオットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌ななめ。
説教三昧、近所の野良猫にまで八つ当たりする始末。面倒で近寄り難い。
そんな彼の元に賑やかなマリソル一家が引っ越してくる。この一家の出現により、「自ら人生を諦めようとしていた男」の人生は一変していくー
暖かすぎる、この時期にぴったりの映画。
いつも仏頂面で感情を表に出せない。
そんな彼なりの不器用な優しさが心地いい。
大切な人を失って、時間がその日から止まったままになったり、
世界から色が消えるなんてよく表現されるけど、
マリソルさんの言っていた、「振り向かずに前を向く、今を生きる」
これがとても大事。
こんな暖かい隣人がうちの近くにも引っ越してきたらなぁ。。。
PS オットーの若い頃はトムハンクスの実の息子らしい。
これまたびっくり。