Punisher田中

仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤルのPunisher田中のレビュー・感想・評価

2.5
皆さま、新年あけましておめでとうございます⛩
新年明けて早速インフルエンザを患い、ようやく快復に向かってきたというところなのですが、インフルエンザマジでキツかったです...棺桶に片足つっこんだわ...
皆さまもお気をつけて!

そんなところで記念すべき初映画はまさかまさかの今作、仮面ライダー作品。
自分が世代ライダーの龍騎が出てくるのと、PVのクオリティが他作品とは比べ物にならないくらい高かったので、めちゃくちゃ期待して鑑賞したが、目も当てられない作品だった。
でも周りの子供がキャッキャしていたので、メインターゲットの方はしっかり抑えられていたので良き。
ここからは恐らく長い愚痴となり、お見苦しい物を見せてしまうかと思うので無理な人は曲がれ右をお願いします...!

まず、今作だが...とにかく目の前のガタガタな真実とにらめっこするのが本当に苦痛。
話の流れとしては「意味不明な敵→さらに意味不明な敵→てんやわんや→大団円(何が?!)」といった感じで全てが滅茶苦茶いい加減で、完結していて特に深掘りする必要もなく掘り尽くされた筈のリバイスパートにガッツリ尺を使い、敵の深掘りなんかを一切行わないのでストーリーの流れや観客と画面内の共通認識がズレまくり、とんでもないことになっていた。
ギーツとリバイスはまだ良いにしても、滅茶苦茶中途半端に参戦させられた龍騎に関しては目も当てられない。

折角、龍騎のオリジナルキャストを出演させているはずなのにこんな使い方しているのが俳優さん方にこっちが申し訳なくなるヒドさ。
終わらせた筈の彼らの戦いも、永遠に続くようなものに何故かを手を加えられているのは残念で、あの場で見せた蓮や真司、他ライダーたちの命を賭けて貫いた信念や想いは一体なんだったのか。
オリジナルキャストの方々の掛け合いも矛盾しており、作品とかなりズレまくっているし、かなり残念な扱いで本当に悲しい。
恐らく、色んなつなぎを撮影してはいるものの意図を汲まずに次々カットされていって今作が出来上がったのだと思うが、本当に目も当てられない作品だった。

最近の東映さん、「王蛇サバイブ」だったり色々とキツ過ぎるので頼むからマーケティングとか脚本とか諸々しっかりしてほしいです...