このレビューはネタバレを含みます
卒論で忙しすぎて、映画が全然みれないのが悲しいのですが、これは授業の課題で観ました。
劇団☆新感線はやっぱりショーアップされたステージの面白さ、有名俳優がバカスカ出てくる豪華さ、歌やセリフをモニターに字幕で出してくれる親切さと、誰が見ても絶対楽しい超絶エンタメとして仕上がっていて素晴らしいです。商業演劇のトップを走る劇団四季、宝塚歌劇、劇団☆新感線など、それぞれに良さや面白さがあるけれど、誰が見ても面白いに対して、きめ細やかな配慮が新感線のステージには感じられて、リーチの短い演劇を如何に広めるかという点に貪欲に挑んでいるところが推せます。
それでいて重い内容を描きながらも、たくましく生きる市井の物語として結論づくところに勇気を貰えます。
「死なない程度に気張りな」