ある日、交通事故で両親を亡くした姪のケイディを引き取ることになったAI開発者である祖母のジェマは、ケイディを元気づけるため開発途中であったM3GANを完成させる。あらゆる出来事からケイディを守るようミーガンに指示する。しかし、ミーガンの行き過ぎた愛情は思わぬ事態を招いてしまう。
ホラー映画の鬼才ジェームズ・ワン×上質なホラー映画工場ブラムハウスが贈る最新作。
ホラー、スプラッター映画好きからするとジャンプスケアやゴア描写もほとんどなくて物足りなさはある。
思い返してみればほぼチャッキーだったなと。終盤になるにつれて暴走していくミーガンは演出といいチャッキーぽさはかなり滲み出ていた。
物語が進むにつれてミーガンの適応能力がどんどん進化していく様と姪であるケイディがミーガンに依存しすぎている様も恐ろしいし狂ってる。
AIだから基本的に全ての機器をハックできたりして、なんでもありすぎる。
今回ミーガンを演じた13歳の子役エイミー・ドナルド。ダンスワールドカップで入賞も果たした経験がある才能豊富なダンサーとのこと。予告映像でもあったダンスやロボットの独特の動きをリアルに再現できたわけだ。
今回ミーガンが殺人諸々の事件起こすけど、この責任は誰に転嫁されることになるのだろうか。やはりミーガンの製作者になるのだろうか。
現代そしてこれからのさらに発展していくAIシステムに警鐘を鳴らす様な作品でもあった。
