不気味な修道院に、特異な風貌の胡散臭い僧侶達。
主人公ふたりが、殊更まともに見える。
特に、クリスチャン・スレーターの無垢な美少年ぶりが際立つ。
どっしり構えたショーン・コネリーの演技で、おどろおどろしいストーリーも安心して観られた。
「アダムス・ファミリー」に出てきそうな修道僧のアノシーン、確かに怪奇ですね!?(笑)
又、怪優ロン・パールマンの、超個性的容姿を生かした好演も印象的。
アドソと村娘の生々しいセックス描写は、アノー監督ならでは。
しかし、予想外の結末にやや拍子抜けした。
エンディングの字幕の意味が、私には難解だった。