ショコラ

薔薇の名前のショコラのレビュー・感想・評価

薔薇の名前(1986年製作の映画)
3.0
不気味な修道院に、特異な風貌の胡散臭い僧侶達。

主人公ふたりが、殊更まともに見える。

特に、クリスチャン・スレーターの無垢な美少年ぶりが際立つ。

どっしり構えたショーン・コネリーの演技で、おどろおどろしいストーリーも安心して観られた。

「アダムス・ファミリー」に出てきそうな修道僧のアノシーン、確かに怪奇ですね!?(笑)

又、怪優ロン・パールマンの、超個性的容姿を生かした好演も印象的。

アドソと村娘の生々しいセックス描写は、アノー監督ならでは。

しかし、予想外の結末にやや拍子抜けした。

エンディングの字幕の意味が、私には難解だった。
ショコラ

ショコラ