16世紀のイタリアの画家
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
謎が多い画家の為、創作伝記として描かれている
カラヴァッジョと呼ばれるが
レオナルド・ダ・ヴィンチの様にこの時代の
呼び名でダ・カラヴァッジオは地名で出生地
彼の謎と言うのは、殺人を犯した後
イタリア国内を逃げながら画を描いていた
殺人の理由や彼の死んだ理由等…
本作は、カラヴァッジョの画や
明かされている半生を知らないと全然
面白くない構成になっている
死の直前のカラヴァッジョと
幼少から殺人を犯すまでの時系列が交互に描かれる
先ず、カラヴァッジョは周りの人達に
ミケランジェロやミケーレと呼ばれいる
彼の顔を知らないと誰だかわからない
次に、周りの人の関係性の説明は無い
彼の描いた画の説明や背景も描かれない
それでも、敢えて見処となるのは再現性
キャンパスに描く画は酷いが
モデルやポーズ、小物、画角は
絵画を観ているよう…
会話の中で地動説の異端説や
カラヴァッジョの画の速描き
ナイフのくだりに武器の常時保持?等
エピソードをとってつけた感がある
もう一作、カラヴァッジョの映画を
観るので、そちらに期待する