現代アジア映画の系譜
万引き家族→半地下→高速道路
というのは大げさか。
貧困投げやり家族。
父親のクズ具合が見応えあり。
高速道路生活をしいられる家族。経済的DVを受容するしかない母親とこどもたち。前半の描写にはこっちも開いた口が塞がらない。
家具屋のラ・ミランが介入してきて展開が変わるわけだが、ミランだカーサンはやっぱ存在がすごいよ。魅せる。。。
この作品の肝は、奥さまが自分で自分のこれからの生き方を決意するところにあると思っていて、「変わろうとする自分」「変わろうとしない夫」の対照的な描写でラストに繋がるのかな、と。
なんでこうなるのかわからない? いや、わからなくはないな。短絡的な選択の行く末、向き合わず逃げ続けた結果。無責任さが伴えば誰でも陥る可能性はある? な、わけないわ。
なかなか衝撃的で、無責任な言い方すれば、面白かったです。とても。