このレビューはネタバレを含みます
固有の信仰が正義の村にフローレンス・ピューを閉じ込めると映画一本撮れる！！！！！みたいなテンションになってきている……
スタジオセットから始まるのに、始まると話にのめり込んでいけるのは不思議だね、魔法みたい
今回の彼女は1人飯をガツガツ食い、自分の仕事に芯を持って取り組んで、真実に辿り着く感じが強い女で好きだった
誰もが自分の中に物語を持っていて、側から見ると成立しないような理屈でも、本人にとっては真理だったりするよね
家族が持ってた物語と信仰を、ぶち壊して外側に連れて行く主人公にも、個人的な弱さが描かれていたり、結局自分の持ってる正しさや物語に従っているのが面白かった
ラストのなんとも言えない女の子の表情、はっきりとハッピーエンドとは言えなさ、また出てくる映画のセット…
そしてママ役の俳優さん…
主人公が一見正しいようだけど、母親の目線で描いたらどんな映画になったかな
見る人は冒頭の言葉通り主人公の彼女のことを「信じた」のだけど、その信仰がまた別の視点では…？
もやもや、ざらざらした感じが残るの好き
