このレビューはネタバレを含みます
スコット・クーパー監督作品。
悲しみしか残さない復讐の話で結構重いラストだった気がする。
過去に見た『ファーナス』でも今回でも悪者はキッチリ死んでた。
悪は死すべしってことなのかな。
今回は被害者側が全然報われないラスト。
まあ受けた被害の大きさを考えれば報われることはないよなぁ。
本当に救いようのない結末で心に残るものだった。
話の内容はそこそこ。
でも、演出がおもしろかったし、チャンベイルと元ダドリー役のハリー・メリングの演技がとても見応えあって、静かな2時間弱だけど見れた。
ハリー・メリングがこんなにいい役者さんになっているとは驚き。
今後も注目したい。