woodchuck

エリザベート 1878のwoodchuckのレビュー・感想・評価

エリザベート 1878(2022年製作の映画)
3.7
ポスターで見た印象と実際に映画を観た印象がこれほど乖離しているのも珍しいと思う。ポスターからはコメディテイストのなかでエリザベートが男たちに中指立てながら翻弄する痛快ストーリーを想像するけど、実際にはものすごーくイヤーな感じでマイクロというかダイレクトアグレッションのなかなんとかやってた女性がさすがにもう耐えられなくなって素を出して行ったら変なひとだ…とシラーッとあしらわれてみたいなシリアス&しんどい話だった。
ラストはなんだかすごく爽やかで、起こっている内容とは裏腹にハッピーエンドのように見えた。替え玉を使って他人になりすまして生きていくことももしかするとできなくはなかったのしれないけど(当時はSNSもないしね)、そうではなく生きることからも自由になるっていう。
woodchuck

woodchuck