権力者のわがまま
何処にでもいるのが地元権力者だ。金と名誉、それに多くの部下を抱え怖いもの知らずの輩で思いの儘にできる輩だ。現代でも一部の政治家を含めそんな輩がいる、やがて我欲が極めるとやりたい放題となるのだ。

ウィレムデフォーとクリストファヴァルツという怪演が光るレジェンド同士の競演にも関わらず、至って普通の作品。

特にドラマにも深みがなく、あーそういう感じかと味気なく観れてしまう。

残念。

Dead for a Dollar 2022年作品
5/10
ウォルター・ヒル監督脚本
クリフトフ・ヴァルツ　エィレム・デフォー　レイチェル・ブロスナハン
ベンジャミン・ブラット
妻(ブロスナハン)が黒人に誘拐され南に逃げたので賞金稼ぎ(ヴァルツ)が雇われる。
見つけ出すと女性は夫に酷い仕打ちを受けていて、新しく人生を
やり直したかった。
夫の元に届ける途中、地元を牛耳る悪党(プラット)に雇われた
前科者(デフォー)と賞金稼ぎが対峙する。
前科者は以前賞金稼ぎに捕らえられており、逆恨みしていた。
ブロスナハンの出演している映画なので観てみたが、ブロスナハンは
｢ハウス・オブ・カード 野望の階段｣｢マーベラス・ミセス・メイゼル｣
が素晴らしすぎるので、他の作品が見劣りしてしまう。
ヴァルツ、デフォーもいいのだけれど、ウォルター・ヒルのつくる世界が
あまりに古すぎるし、演出もTVM丸出し。
キャラクターがとっちらかっているのだけれど、面倒なので銃であっさり
何とかしてしまう。
もっと銃撃戦が観たいのだがあっさりすぎる。