東京国際映画祭2022 ⑤本目
イスラエルのレバノン侵攻。
時代に翻弄された2組の家族。
先に観た「アルトマン・メソッド」とは違って、ある程度歴史を知っておかないと入り込めないかも。
とはいえ、戦争が家族や恋人を引き裂いたという哀しい状況や、そんな中でも何とか生き抜いている人達なのは分かる。
奔放な女の子がチョコレート欲しさにドンパチしてる場所まで行っちゃったり、男の子と遊んでたり、子供の順応する力ってすごい。
あと戦場に行く夫を見送る妻が、後に全く同じシチュエーションで息子を見送るシーンが切ない。
個人的にこの女性がしたことは嫌だったけど、たぶん誰かに依存して生きてかなきゃいけなかったんだろうな。
夫は家庭よりも戦争に逃げているようにも見えるし。
TIFFの紹介文にはロードムービーと紹介されてたけど、ロードムービー感があるのは15分くらいですかね。
それ期待するとガッカリするかも。