このレビューはネタバレを含みます
この映画は「普通」っていうワードに対して問題提起してる
「普通」って何なんやろ?
学校へ行く事、男は女を好きになって女は男を好きになる事、結婚して子供を作る事…?
反対に、学校へ行かない事、女を好きにならない男と男を好きにならない女、変わったものに対して性的嗜好を持つ事…が「普通じゃない事」?
「普通」とは多数派を示すのか?
誰が決めたのか?
その「普通」こそが正しい事なのか?
「普通」とされる欲望が正しい「欲」なのか?
検事は「普通じゃない事」を否定する世間を表してる
その世間に対して「普通じゃない事」を理解するように言っている描写
「普通じゃない事」をする人間も同じ人間であり、生きている
でも、「普通」ではない自分に嫌気がさして(地球に留学しているみたい)、生きる事をやめようとしている人がいる
そんな人たちへ向けた映画
終わり方が突然過ぎたのはちょっと腑に落ちひん