マリン

正欲のマリンのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
3.2
水に性的欲求を感じる人達を描いた作品。
マイノリティで人に理解されないが故にもがき苦しむ中で、理解してくれる仲間に出会い生と現実と対峙していくというストーリー。
水への性的欲求だけでなく、不登校の小学生や男性嫌いの女子大生など、あらゆるマイノリティを描いている。

終始暗い上に、マイノリティの部分を理解できなくて観るのがしんどかった😞
私に合わなかっただけかな。

唯一大多数の思想に近いのは稲垣吾郎演じる検察官くらい…??

マジョリティがあればマイノリティがあるのは当然なんだけど、だからといって犯罪行為を正当化していいわけではないんだよね。
水飛沫が見たいから中学の水道の蛇口を破壊する、自分の気持ちの表現の為に人の家のガラスを割る、とか。
(ガラス割る行為は結果オーライなのかもだけど)

現代の問題に真正面から向き合ってくるような作品でした。
難しい!!!!
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