手塚治虫原作、りんたろう監督のロボットと人間が共存する未来を描いたSFア二メ作品。
日本の私立探偵と甥のケンイチが、犯罪を犯した科学者を捕らえるために人とロボットが共存する大都市メトロポリスへやってくる。
一方、権力者であるレッドは、科学者によって生み出された少女型人造人間ティマを利用して、世界制覇を目論む。
アナログ感を醸し出しながらも圧倒的な質感の映像が見どころです。
ケンイチと人造人間ティマの切ない物語です。
ロックと父親の関係はもう少し丁寧に描いて欲しかったかな。
表向きは、ロボットと人間が共存する世界ですが、地下のゾーン区画や人造人間・ロボットの立場を通して階層社会が描かれています。
手塚さんが原作を書かれた時の社会を反映しているのかもしれません。
「私は誰？」
BS TVで鑑賞
