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ラブ・アット・ファーストサイト 運命の出会いのchecopanのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

女の子の日でお腹痛すぎて、仕事休んだから、せっかくなら寝転がりながら映画を見ようと思って、アマプラで偶然辿り着いた作品。

結論から言うと、とても良かった。

コディの一途さに惹かれて付き合ったブライリー。遠距離でもお互いを思い合っていて、順調そうに見えたけど、お互い自分自身のキャリアが上がっていくに連れて、忙しくなって、手紙や電話も減っていく。そんな中、ブライリーの妊娠が発覚して、コディに伝えようとするも、彼のマネージャーのせいで、彼には伝わっておらず、ブライリーは1人で抱えることになる…

コディも忙しくなって大変だったと思うけど、彼の妹が怒る理由もよく分かる。どんなに忙しくたって電話の一本くらいはできるはず。
母がかけた言葉の、ブライリーみたいな子はいないわ、彼女は特別よ。がもうじんと来た。
やっぱり同じ女性として、母親として、分かるんだなぁと。

いつも思うのは、なぜ女性ばかり抱えるものが多いのかな、大きいのかなと思う。
劇団の偉い人おばさん?がブライリーに
あなたは若いし、また妊娠できる可能性もあるから、中絶も考えるべきよ
みたいなことを言った時は、涙が出た。
なんて酷なことを言うんだろうと。
予期せぬ妊娠だったかもしれないけど、愛する人との子、中絶をするということは1人の人間を殺すのと同じで。そんなことできるはずない
私は今お付き合いして同棲してる彼がいて、その人とはこの先もずっと一緒に生きていきたいと思ってる。愛してる。
彼はそれこそそんなにまだ有名じゃないけど、音楽活動をやっていて、日々忙しいのをそばで見ているから知ってる。だから、なんかブライリーを自分ととても重ねてしまって、途中からとても胸が苦しくて、何度も涙した。
彼の夢の邪魔をしたくないけど、寂しいよね。
でも彼が頑張っているから、自分も頑張れる。
すごいなぁって、私は頑張れてるかなぁって。
自分を見失うことって多分人生で何回も繰り返し出くわすことなのかもしれない。けど、その度にその時の答えを見つけ出せたらいいな。

コディが手紙を見つけて、すぐさまブライリーのところに駆けつけていくシーンは王道かもしれないけど、本当に良かったと思った。
そしてコディの家族、いい家族。
最高の結末、ハッピーエンドだった!
愛することの意味を教えてくれる作品。
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