知性と教養・社会性もあるソレーヌが、この恋を突き進めばどういう事になるのか想像出来なかったのが甘い!ましてや今はSNSという厄介な代物がある。そういった障壁を乗り越える覚悟の上での愛だと思っていたが……
そして、その障壁ありまくりの愛の行く末にヤキモキするのが楽しいのに、副題で「大人の愛が叶うまで」と種明かししてしまっているのが余りにも残念!最初から結末を明かすのは野暮というものである。
まあでもアン・ハサウェイの美しさと、王子様感のあるニコラス・ガリツィンを堪能する映画だと思えば腹も立たない。ニコラスと言えば、2016年の「ハートビート」でのバイオリニスト役が懐しい。