こういう出会いがあるからこそ他人の感想や評価は良い意味で話半分程度に留めて、
自分の直感を信じて鑑賞するのも映画を見る醍醐味だぞ
と改めて思わせてくれた作品だった。
ジョシュ・トランク監督作『クロニクル』を想起させるが、主要キャストは女性、コロナ禍恋愛友情も絡めてのオリジナルな部分とキャスト4人の好演がとても良く、低予算でのVFXの粗さもそういうテイスト、ヘタウマな範疇だと思って見るとそこまで気にはならない。
ラストの苦味あるエモさまではリスペクトし過ぎだろ笑 感は否めないが、「ンーィテンブセ/ano」を聴きながらのエンドロールも心地良く、
アイドルムービーだとして考えたならばかなりの上出来だぞ
と失礼ながらあまり期待していなかった分だけかなり見応えのある作品に出会えたと、よっぽど気に入った作品でしか購入しないと決めているパンフレットを一瞬迷ってしまったほどお気に入り作品に決定した。
現時点では、コロナもほとんど収束したかの様な状況下という事もあり”アベノマスク”がいかに不恰好なモノだったかという意地悪な演出にも遠慮なく笑えて楽しかったです。
