マツモトタクシー

終末の探偵のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

終末の探偵(2022年製作の映画)
4.0
劇場で見逃してしまっていた北村さん高石さん目当てでpoint鑑賞
今月も17pointだけだけど失効していた😅



井川広太郎 監督作品


喫茶店KENTを事務所代わりに、しがない探偵業を営む連城新次郎(北山有起哉)

闇の賭博場で大負けし代償として顔なじみのヤクザ幹部である阿見恭一(松角洋平)から笠原組の事務所でボヤ騒ぎを起こした犯人を突き止めろという面倒な仕事を押しつけらる

街で急速に勢力を拡大させている中国系の新興マフィア、バレットを調べる事となるのだが。。






以下ネタバレ


ヤクザの勢力争いに巻き込まれていく探偵物
暴力団対策法によって衰退の一途をたどる昔ながらのヤクザや移民問題、外国人差別などを描き令和の社会を色濃く投影した作品
ハードボイルドと呼ばれる探偵物の最後の作品なのかも。。

マツタクの中では傷だらけの天使(萩原健一&水谷豊)→シティハンター(藤竜也&草刈正雄)→探偵物語→濱マイク(未観)→傷だらけの天使(トヨエツ&真木蔵人)→この作品という感じ😀

高石あかりさんとの絡みがもう少し欲しかったのと川瀬陽太さんと松角洋平さんの歳が近く感じて親分役は、もう少し年配の方がよかったのかも。。😅

昔、読んだ探偵物の漫画にこういう台詞がある
「ハードボイルドをどう訳す❓いいか日本語では、痩せ我慢っていうんだ」

そのフレーズを思い起こさせるロクデナシ達の哀歌、最期の咆哮、悪あがき😏
昭和の人間には刺さる佳作🕵️