どこかの部屋に監禁された無数の傷跡が残るアイリーンはただただ娘のイヴを救いたいがために、超能力を段階的に覚醒させていくプロトコルをクリアしていく...
監督の前作「サイキッカー 超人大戦」に見た期待は、やはりもっとこう能力バトルのドンパチやら多彩なバリエーションだったわけだけど、
能力者とノーマルの対立がすでにできあがった世界ではなく、ある種の思い込みや偏見が取っ払われた世界において、どうしたって悪役な雰囲気が付き纏う能力者の始祖的な存在に対し、彼ないし彼女も飽くまでも人間であるとしてアプローチしようとしたのは興味深いし、今後も能力系の作品を撮っていく上で描いておかなければならないところだったのかなと勝手に納得。次回作も楽しみに待つ。
「バイオハザード」シリーズ...「ファイナル・デス・ゲーム」(2009)...「ザ・キューブ ファイナル・トラップ」(2014)...「フラッシュバーン」(2017)...「キューブ:ホワイト」(2018)...「ヘル・フィールド ナチスの戦城」(2020)...「Dämons ダイモンズ」...