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アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~のFishermanのレビュー・感想・評価

4.4
1985年、民主化されたアルゼンチン🇦🇷で過去の軍事政権の責任を問う裁判の実話が元。
軍事裁判では罪に問われなかった軍の高官がどのように関わっていたのか証明が難しい。
軍に毒されていない若者を集め、軍に支配された警察もあてにならず、膨大な資料、迫害、脅迫、嫌がらせが横行する中、裁判に臨む。
公判当日の爆弾騒ぎ、自宅まで届く脅迫文を物ともせず正義を貫いた2人の検察官とラストの論告文は胸熱🥺
「アルゼンチン国民の合言葉だ、、2度と再び」

決して満足のいく判決ではなかったが、即上訴を決断するなど、スッキリするし、応援したくなるラストも👍
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