“だいじょうぶ?”
»京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、恋愛を楽しめない男子学生をメインに、新世代のやさしさの意味を問い直す物語。
はい、これはタイトルに惹かれて見始め…かなりセンシティブな内容を優しく描いてるのかなぁとは思いました、終盤までは。
うん、ただラストの一言で見方は大きく変わってしまったかなぁ…やられましたね。
そう、過ぎたるは及ばざるが如しで、優しさはもちろん必要で、厳しいだけの世界では人間は壊れるし…かと言って、優しさだけに執着してしてしまうと傷付きやすく脆くもなるので。
まぁ、ぬいぐるみに話しかける優しさはあっていいけど、ぬいぐるみだけに話しかける様になっては本当には優しくなれない。
にしても、優しさと弱さをごっちゃにしてる短絡的な連中は論外だけど…自分本位の優しさは誰かを傷付けることもあることは忘れずにいたい。
なお、俳優陣では、まずは細田佳央太…迷える役をきっちりこなしてます。
駒井蓮…陰の演技もまた良し。
新谷ゆづみ…いい味を出してましたね。
さらには、細川岳に真魚らのサポートも良き。