ヴューアスキューニバースの締め括りに相応しい最高傑作であり、ケヴィン・スミス引退作。間違いなく多くの人の人生の映画。
94年製作の1作目からちゃんと現実と同じ時間が経過している。1作目は22歳、2作目は33歳、3作目は48〜49歳。ずっと2人でアルバイト生活だけど必ず人は老いていくことの悲哀と、変わらぬ友情に涙で顔ビチャビチャなった。
元コンビニ店員だったり心臓病から生還したり、ケヴィン・スミスの経験が基になってるのは知っての通りだが、まさか1作目に帰結するとは思わなくて大号泣。こんな哀しい話で終わるなんて…。つらすぎる。
ランダル役ジェフ・アンダーソンとケヴィン・スミスが長年揉めてたらしくて、本作の製作は絶望的ぽかったけど仲直りしてくれて良かった。まさかダンテとランダルの関係性が、ジェフとケヴィンの関係性まんまとは。
やっぱ私の中で『クラークス』シリーズは別格。初めて観たときから私の映画だ。
映画としての出来は1作目が良くて、1番好きなのは2作目だけどこれは満点付けざるを得ない。