邦題があまりにもポルノ。英題はThe Wait。原題のOdotusも意味は同じです。
こういう性的なことが絡む作品にありがちな邦題エロ改変、もう少しなんとかならないかね。
確かに主人公は満たされていない人妻だしヌードや、そういうシーンもある。でも満たされたいのはそっちの話だけではなく、心の方がメインなんだよなぁ。
まずこの主人公、全然結婚向きじゃないし専業主婦なんて以ての外みたいな自由を愛するタイプ。優しい聖職者の夫は主人公のそんな葛藤に気付かない。いや、気付かないフリをしていたのかも。
そんな２人の前に夫の友人であり、過去に主人公と色々あった風な男が現れます。そりゃ何か起こるに決まってる。主人公はしっかり誘うくせにやたら勿体ぶった末のあのタイミング。結局、この友人は夫婦に良いように使われた感じ。
ドロっとした空気の中で、北欧の田舎の風景や暮らしが逆に際立って美しく見えました。
