片腕マシンボーイ

まるごし刑事の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

まるごし刑事(1993年製作の映画)
2.7
松崎しげるといえば名作「デッド寿司」でのビブラートを効かせた名演を誰もが思い出すんやが、陰に隠れてまさかこんな主演作があったとわね!

銃を持たないまるごし刑事が、殺された同僚の仇を討つべくヤクザや台湾マフィアとバトルすんよ!って話

関節キマって無さすぎてシビレる〜!
そうね、松崎しげる演じる主人公は拳銃を持っているとスーツの形が崩れるんが嫌やからば、悪党が銃やナイフで襲ってこようと片っ端から徒手で打ち倒す強者なんですがね、オープニングの見せ場からしてもう松崎しげるのくにゃくにゃした関節技が火を吹きまして!痺れるのなんの……うん、ただの黒いおじさんかと思いきや意外な美声で酔わせる松崎しげるやが、格闘方面は正直イマイチでした、そもそもなんで松崎しげる?

まるごしの同僚役で下元史郎が出ていたんは、そうか!この監督ってば傑作「逆さ吊るし縛り縄」シリーズの人か!まぁ本作はあのシリーズのような度肝を抜かれるような演出等は無く、可もなく不可もなくな無難なVシネでしたね、唯一……台湾マフィアがヤクザの首を切り裂くシーンのスプラッタ映画ばりの血の量には笑いましたが

え!飯島直子?どっかでていた?台湾ホステス達は違ったからば……まるごしの友達のシスター役かなぁ?
まぁ誰に勧めていいか謎すぎる作品やったが、松崎しげると飯島直子のファンはぜひ観れ〜