歴史題材の創作ラブストーリー
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東映70周年を記念して製作された本作。時代を切り拓いた魔王信長の一生を謎多き正妻、帰蝶とのやり取りを中心に描く歴史ロマンラブストリー。168分の長編映画。
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いい意味でキムタク節が信長とマッチし、芯のある凛とした女性像を見事に演じ切った綾瀬はるかさん、主演の2人は本当に素晴らしいかった。
しかし内容は、決断出来ない信長を帰蝶が導き、政略結婚が故の分かり合えなさが、時間を掛け互いに惹かれ合うと言う単純な物語が中心で、合戦がないのは仕方ないが、所々にあるこれいる？エピソードを入れ込むくらいならと・・・考えてしまう。
終盤、本能寺の変の途中、おいおいおいと創作が過ぎる夢オチ的な部分で完全に萎えてしまったが、ラスト信長自害の演出は見事だったと思います。あれがなければ救いようがない作品だったかなと感じてます。リアルはこの映画に求めてないが、このフォーマットであれば信長帰蝶じゃなくても成立するのも如何なものか。
