mura

夜、鳥たちが啼くのmuraのレビュー・感想・評価

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)
3.8
2022年最後に見た映画。今年は映画を見ていない。これまでの半分以下か。なんだろう、映画館に足が向かなかった。気持ちが大きく変わってしまったような。だから恒例としていた日本映画のベストテンを考えるなんてこともしていない。なんかまずいなと。

この作品の感想をまとめることも遅れた。しかもやっつけな感じに。

10代で書いた小説が注目を浴びたシンイチ。しかしその後は鳴かず飛ばず、ほかの仕事をしながら細々と小説を書いている。私生活ではともに暮らしていたアヤに不満をぶつけ、離れでの別居を経て、しまいには出ていかれる。そういったとき、先輩の妻であったユウコが、離婚し、息子のアキラを連れてやって来る。ふたりを母屋に住ませ、自らは離れで暮らすシンイチであったが、アキラが懐いてくるなかで、ユウコとの距離も縮めていく…といった話。

原作は佐藤泰志で脚本は高田亮、そして監督は城定秀夫と聞いて、これは面白くなりそうとも思ったが…ほどほどに面白かったというところか。

松本まりかの小悪魔ぶりにエロさもあったが、城定監督ならではの「ピンク」感のようなものは感じ得ず。まぁ、いろいろと制約もあるんだろう。
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