ザ・メニューのよっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

料理の作品なので続々と美味しそうなメニューが登場し、幸福感を味わう作品かなーなんて思っていたのでサスペンスとは思わなかった😅

最初こそよくある予約の取れない超有名店のレストランでシェフがコースを振る舞う特別な空間で終始和やかな雰囲気でしたが、次第に提供される料理やシェフの言動から異質な雰囲気に包まれる状況は不気味であり、シェフの「ただ食べるな！味わえ！」ってのは作った側からしたら正直な気持ちではあるなとは思うし、閉鎖的な環境の中での狂信的に見えるスタッフ達の動き等も恐ろしく感じた。

異質な雰囲気から徐々にシェフの目的が明らかになり招待客を貶める内容や支配的な空間は人質にとられた様な状況で招待客の困惑、恐怖、諦めを上手く描いていますね。

最後のメニューはここで笑わせに来るか！と不覚にも吹き出しそうになってしまったが😆

なかなか自分には理解出来ない事が多かったけれど久々の映画を楽しむ事が出来ました。