地球外生命体

千夜、一夜の地球外生命体のレビュー・感想・評価

千夜、一夜(2022年製作の映画)
3.3
劇映画デビュー作『家路』で高く評価されたドキュメンタリー出身の久保田直監督が、日本全国で年間約8万人にも及ぶという「失踪者リスト」に着想を得て8年もの歳月をかけて制作したヒューマンドラマ。

『いつか読書する日』の青木研次がオリジナル脚本を手がけ、愛する人の帰りを待つ女性たちに待ち受ける運命を描き出す。

北の離島にある美しい港町。登美子は30年前に突然姿を消した夫の帰りを待ち続けている。漁師の春男は彼女に思いを寄せているが、彼女がその気持ちに応えることはない。そんな登美子の前に、2年前に失踪したという夫・洋司を捜す奈美が現れる。奈美は自分の中で折り合いをつけて前に進むため、洋司がいなくなった理由を求めていた。ある日、登美子は街中で偶然にも洋司の姿を見かける。

★2022年釜山国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
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