OSHO

千夜、一夜のOSHOのレビュー・感想・評価

千夜、一夜(2022年製作の映画)
3.3
不思議な映画でした。
正直、私好みの映画ではないけど、否定もできない映画。決して楽しい映画ではない。
そして、ちょっと間延びしすぎて、倍速で観たいとは思った。

佐渡ヶ島で愛した夫が失踪。それから30年待ち続けている妻役に田中裕子。
再婚の話しがあっても、ずっと断っている。

そこに2年前に夫が失踪して探し続けている女(尾野真千子)がやってくる。

それでも待つ女と待たない女、
待つことに意味を見出そうとしている女と待つことに意味なんてないと思っている女
それを田中裕子と尾野真千子を対比させているのか。

佐渡ヶ島で、30年前に突然の行方不明だと、北朝鮮の拉致も視野に入れるのか…
この映画ではそこまで語られていないけど、仮に本当に拉致だったとわかったら30年待っている女は自分に納得できるのだろう…とはも思った。

それから田中裕子のダンカンとの縁談の話しを伸ばしすぎかな。
そして、あのラストの絵も違う。
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