磨

恋するボクとゾンビの呪いの磨のレビュー・感想・評価

恋するボクとゾンビの呪い(2011年製作の映画)
3.2
フィリピン発ハートフルゾンビ映画。
ゲイを差別したゆえに将来ゲイになるという呪いをかけられた少年が、自分体の変化に悩まされる15年後に、町中で遺体が次々と発見される事件が起き…という内容。

一応、冒頭に“2011年の作品で当時の云々…”という文言が出てくるものの、これはコンプラ的なものは大丈夫なのか?というくらいの作品。
正確にはゲイではなく“おかま”という意味の言葉なんだけど、さすがLGBTQ先進国であるフィリピンだからこそ許されるのかな…と勝手に解釈。

かなり後半に突入しないとゾンビ出てこないので、このタイトルもどうかと思うけど、うまい感じに回収はできてる…と思う。
内容は完全にB級(ゾンビ出てくるしZ級?)くらい、おそらく本国でもそういった扱いなんじゃないかと思う緩さはなかなかのモノ(笑)

チープすぎるし長尺感もあるけど、鑑賞後はけっこう清々しい。当たり前だけど、フィリピンの女優さんもやはりキレイなので◎
磨